12月例会報告
12月例会は16日、江東区商工情報センターで開催され、35名の参加となりました。
帯刀 大さんより シリンダー脱進器用の天芯抜きピン
シリンダー脱進器の天芯は画像のように複雑な状態で固定されており、抜き取るには独特の形状をしたピンが必要となります。BERGEONのカタログにも掲載されていますが、すぐに必要となったために作成したそうです。
先端の形状が複雑で、作成には手間が掛かりそうなことが窺い知れます。
鹿島 眞人さんより エルジンの懐中、軍用腕時計 シチズン15石
大杉事務局長より 店頭ディスプレイ人形・クロック
1910〜20年代ごろ、シカゴの老舗時計店のショーウィンドウに飾られていたものです。
本来は、差し出した左手に懐中時計が釣り下がるようになっています。
背中のゼンマイを巻くと、内部の振り子と連動して2時間程度首を振って動きます。
クロックは文字盤が20cmほどで、錘は非常に大型で重量もあります。
18〜19世紀のものではないかとのことです。
上瀬企画局長より 入れホゾ用穴あけ器(Centering Drilling tool)
折れた天芯の中心に、正確な穴あけを行う道具です。
天芯を天輪ごとフェルール(Rotaling Disc)で挟み、弓で回転させて受けの中心にある剣ギリで穴あけをします。
増田 精一郎さんより オリジナルデザイン時計
ケースは真鍮で材料から作成して、ピンクゴールドでメッキしています。
現物を見ても、自作時計にありがちな細部の仕上げの甘さがありません。
裏蓋はステンレスを使用しており、腐食に対しても考慮されています。